11.倉敷北高野球部、ブータンでバスケ
「ざりがに」の、「8.コラ!、西中の吉川、水路でエビ取っちゃイカン!」にも書いたように、日本の古着が開発途上国に来ているという話・・。 今日訪れたルンチ県、メンビ郡タンマチュー村には立派な高校がある。ここには寮があって全国各地から生徒が集まっている。たまたま寮対抗のバスケットボール大会が行われていてしばらく観戦させてもらった。何の挨拶もなく、突然訪れたのにもかかわらず、生徒達は極めて礼儀正しく「Good afternoon, sir, please have your seat」といって椅子を持ってきてくれる。それは先生が指示したわけでも何でもない。彼らがそういうふうにもてなしてくれたのだ。本当にしっかりしているんだなぁ、ブータンの教育・・。どうりで中学生から英語がぺらぺらなわけ・・。すごいね・・。 で、バスケの選手の中に、ひときわ活躍している男の子一人・・。「倉敷北」高の野球部のユニフォームを着た彼・・。動きがよかったよ、さすが! どこからこんな「地の果て」(ごめんね)とも思われるところに、名門「倉敷北」の野球部ユニフォームが来たかは不明。背番号もなかったし・・。でも、彼に、「君が着ているのは日本でも有名な野球の名門校、倉敷北高のユニフォームなんだよ」と、伝えてあげたかったなぁ・・。 ちなみにこの高校には尾根を切り拓いた立派なサッカー場もあった。ただ、ゴールの後ろは崖。ボールが落ちてしまうからフォワードは思いっきり蹴られないだろうし、ゴールキーパーも、後逸したら責任重大(ボールはまず紛失?)だろうからなぁ・・。ま、とにかくすばらしい高校生達でした。 2002年5月21日 | |
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