ただいま出張中 

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Since April 17th, 2000 / Last Update March 14th, 2003


2.ああ、落ち着く・・・

 

今日、ホーチミンを発ってプノンペンに戻ってきた。

フライトは実質わずか30分。上がったらすぐ降りる、そんな感じ。

ホーチミン発プノンペン、ヴィエンチャン経由ハノイ行きべトナム航空840便は空いていた。プノンペンで降りたのは20人もいたのだろうか・・。定刻通り午後2時40分に着いてターミナルビルを出たのが2時53分という、これまで経験したことのないようなスピードで到着ロビーに出ると、なつかしい運転手の顔をすぐに見つけた。

 

空港から出て市内に向かう国道は日曜日の日中ということもあって空いていた。暑いカンボジアでは特に休日の日中は人出が少なくなる。

まず、何よりも驚いたのは、「バイクが少ないこと」だ。

ベトナム、特にホーチミンではひどかった。バイクの数が多くて多くて・・。道路はマナーのないバイクで埋め尽くされ、あちらこちらで事故が起きている。老人がはねられて道路が血の海になってたり、無惨に転がったひしゃげた自転車とバイクなど、1日に2度事故現場に直面することも珍しくない。

 

ベトナムのカウンターパートには申し訳ないと思ったけど、

「ベトナム人は命を粗末にしているように思えるよ」、と話した。

ヘルメットはかぶらないし、マナーは悪いし、バイクに対してなんの規制もないし・・。「命の重みが軽いんじゃなかろうか」と、本当に思ったもんな・・。

 

そんなホーチミンからプノンペンに戻ってきて、本当にホッとした。

ダイアモンドホテルに着くと、全て顔見知りのスタッフが本当にあたたかく、顔の前で手を合わせて迎えてくれた。エクササイズマシンもちゃんとあって、レートも一般より10ドル安くしかも朝食洗濯料金込みの特別レートをくれた。

 

部屋も広くていいや。ホーチミンの窓なしホテルとはえらい違い。

明日からは懐かしい面々と楽しく仕事ができそうだ。

なんかすっかりカンボジアが第二の故郷のように感じられる。

落ち着くなぁ・・。

 

2004年3月7日