ただいま出張中 

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Since April 17th, 2000 / Last Update March 14th, 2003


6.事務所紹介

 

 今日は私たちが仕事をしている事務所を紹介しましょう。

 私たちが仕事をしている小規模灌漑管理事業(SSIMP/DSIMP)の事務所は、マカッサル市の東近郊のバイパス道路、A.Pプッタラニ通りに面しています。地上3階建て、一部4階建ての全面ガラス張り、Ruko Hijauビルの一角にあります。(下写真)

 

事務所のあるビルの一角。赤線で囲った部分がSSIMP / DSIMPの事務所。黄色で囲った3階部分が我々3人が使っている部屋。このビルには我々のほかに、保険会社、航空会社、ヤマハの販売店、パソコンスクール、自動車修理屋、電話局営業所などが入っています。いつも昼食のラーメン出前を頼む屋台はこの門の向かって右側にいつも店を出しています。今日は土曜日なので事務所のシャッターも半開き状態。事務所の前のシルバーの車が、我々が使っている三菱「Kuda」(馬)

 

事務所の階段は一番奥にあって、私たちの部屋は3階の一番手前(表通り側)にあります。〈下写真)

 

 このように、エンジニアのいる部屋はそれぞれがプロジェクトごとに分かれていてアシスタント達はその中の大きなテーブルをシェアして使うか、こうした部屋の外の大部屋で作業をしています。各部屋にはプロジェクトのタイトルやエンジニアの職種(灌漑屋とか、農業屋とか)が書かれています。ところが、私たちの部屋(左側)は3人の名前だけ。皆はもちろん、実は自分たちも今回の仕事のアサインメントを知らないんですね、ここだけのハナシ・・。 (もちろん仕事はきっちりしてますが・・・) 

 せめて名前の上に、「Multipurpose Engineer」って書いてくれとか頼んだのですが、「Multipurpose (useless) Engineer」、という意見もあってやめた次第・・。

 右が私たちが監理しているサダン水管理改善計画プロジェクトの部屋です。

 

 私たちの部屋。左奥がI谷君、右奥が私、右手前がI川さんの机です。手前の打ち合わせテーブルではローカルスタッフと頻繁に打ち合わせを行っています。我々の部屋は少しゆったりしていてほかのスタッフに申し訳ないんです。

 奥の扉、なかなか考えてるんです。この窓は西日が強烈に当たるため、午後になると気温がすごく上がるんです。そこで、窓と部屋との間にパーティションを入れて、窓側を書庫にしているんです。私たちはここにコーヒーメーカなども置いています。

 2階のアシスタント用大部屋。現在ここではダムプロジェクトの実施設計チームが作業をしています。いまここで一番忙しくまた活気のあるセクションです。

 一番奥が、ここの所長Harry A Clark氏の部屋。私たちの部屋の真下になります。

 各フロアには4〜5部屋とこのような大部屋があり、1階にはCADルームとアドミ(庶務)セクション、運転手控え、倉庫などがあります。

 屋上。事務所は全面的に禁煙なので、喫煙者はその都度屋上に出てきます。日中はめちゃくちゃ暑いので日陰を探して吸っているようですが、6時頃になると写真奥に沈む夕陽が見られて最高です。

 屋上にはこのほかにお祈りの部屋があります。

 

 この事務所に引っ越してきたのは5年ほど前です。当時は人も少なく、所内もガラーンとしていましたが、今ではスタッフも40人以上となり、現場に出ているスタッフが戻ってきても座る場所もない状態です。これからどんどん発展していくプロジェクト。そろそろ拡張・引越しを考えざるを得ない時期かもしれません。

 ところで、今の私たちの宿舎のすぐ前に、この事務所に引越してくる前の、SSIMPマカッサル初代事務所があります(上写真右)。ボロボロの一軒家です。あの時代に比べたら、本当にすばらしい事務所になりました。パソコン、事務用品、どれをとっても隔世の感があります。

 事務所だけでなく、もちろんスタッフも大きく成長しましたが・・・。