7.グッバイ、マーシャル!
朝6時に起床。
シャワーを浴びて荷造りをして、7時45分にチェックアウト。
支払いは310ドルだった。洗濯と「いちばんラーメン」分も入って5泊したからこんなもんか。
部屋にあった貝殻のネックレス、フロントで、「もらっていいの?」、と訊いたら、
「どうぞ」、とのことなので、さっそくつけてホテルを出た。なかなかいい感じ。
ホテルの売店で買うと1本5ドルのいい値段。
空港には8時半くらいに着いた。
チェックインの前にスーツケース、手荷物すべての検査。念入りな検査だ。
ここでは手荷物も一旦預け、セキュリティチェックのあとで受け取るシステムだ。
チェックインはしても搭乗券はくれない。空港利用税(20ドル)を払わなければならないのだ。
で、そのカウンターはしばらく閉まっている・・。
9時になってやっと空港税のカウンターが開いて(というより人が来て)、搭乗券をもらった。
おみやげやでは、ホテルで5ドルのネックレスが2ドル。
マーシャルでは空港の方が安いんだそうで・・。結構いろいろと買いました。
見送りの方からもおみやげや、パンの実から作ったチップスなどをもらった。
搭乗口に入るとなぁ〜んにもない。あるのは椅子だけ。
でも、お見送りの人も帰れないのですぐに搭乗口(といっても距離は20m位しか離れていない)に入った。
まぁまぁこじんまりとしたゲートだこと・・・。
写真の左側がイミグレーション、こちら側が待合室です。
ハワイからのフライトは定刻よりずっと早く到着。
出発も少し早くなった。
座席は2E。通路側。
搭乗の時間になって飛行機まで歩く。途中空港ターミナルの写真を撮った。
そして滑走路の右も左も海・・。
飛行機は南に向かって飛び立った。
さようなら、マーシャル。
機内では上昇後パソコンを取り出してこの日記を書いていたら、あっという間に下降を始めた。
機内では飲み物とピーナッツのおつまみ。ここではオレンジジュースを頼んだ。
で、この便の客室乗務員の一人、サービスが異常に良い。マニュアルではなくて、本当に自分で考えて行動しているようなホスピタリティの良さ。自分より年上と思われる年輩の女性だがコンチネンタルがどうのこうのではなくて、本当に素晴らしいサービスだ。
さて、最初の寄港地は同じマーシャル国内のクワジェリン。
米軍基地のある島だ。
滑走路の脇にはゴルフコースがある。ひょろ長〜〜いやつ。
なんでもここは米軍のミサイル基地だとかいう話。迎撃拠点なんだと・・。
っていうことは核兵器もあるのかな。だからこんなに厳重なのか。
それにしても、今回も大量の人が降りていった。観光客のように見えるけど、どうも米軍関係者らしい。
クワジェリンを発って次の寄港地は美女の眠る山のあるコスラエ。時差マイナス1。
この区間では軽食が出る。今回はローストビーフサンドイッチみたいなヤツ。
結構お腹一杯になった。朝からピーナツ以外何も食べていないかtら美味しく感じたよ。
飲み物はコーヒーにしました。まだ、午前中だしね。
さて、コスラエについて、今回はトランジットターミナルまで行ってみた・・・、っていったってこれもまた歩いて50mだもんね。
ターミナルビルでは名産品オレンジやら手工芸品が売られていた。
ここのターミナルはさすがにマーシャルよりもちっちゃくてお粗末。
屋根はあるけど、腰壁だけだもんね・・。
そして、ここから乗る人たち、みんな頭に花輪をしている。花の首飾りも。
で、見送りに来ている人たちの表情が明るい。
女性がみんなきれい。さすが、眠れる美女の山の住人だ。
今度、ぜひ来てみたいなぁ・・。
さて、短いトランジットを終えて次はポナペに向かう。
ポナペへの区間は飲物のサービス。で、またピーナッツ。
サービスのいい乗務員は、どんどん注いでくれます。
白ワインを注がれるままに3杯も飲んでしまったのでした。ピーナッツの袋もどんどん貯まっていきます。
さて、ポナペもトランジットで降りてみよう。
ところで、コスラエから乗ってきて、通路を挟んで私の左側に座ったご婦人は、あのカレー事件の林ますみによく似ている。似ているっていうか、3倍くらい大きいんだけど・・。そのご婦人がまた、持ち込んできたジャックフルーツみたいなのを延々と食べ続けている。すごいなぁ・・。健康に悪いと思うんだけど、余計なお世話か・・。
ポンペイに着いた。
今回もトランジットで降りた。どえらい暑さ。ひぇ〜〜。
でも、さすがにミクロネシア連邦の首都だけあって、待合室には冷房が効いていた。すごいね、パチパチ。でも、何にも売っていないのは残念だった。
で、いまから考えてみると、コスラエの建物はボロかったけど、アナウンス用のスピーカがあった。マジュロはなかったもんな。係りのお姉さんが乗客に言ってまわってたし・・。
再び機内に乗り込んだ。林さんもご一緒に・・。相変わらず食べている・・。
次のトラック諸島はどうしようかな・・。降りようか、降りまいか・・。
ま、降りてみようかな、最後の寄港地だし・・・。
おや? 林さんがおもむろに鞄からなにか取り出した。
ひょぇ〜。なんとパソコン。
コンパックの15インチ、DVD付き。
このご婦人はただ者ではないな。
なんか仕事なんだろうか・・。レターでも書くのかな?
ところがところが、彼女が始めたのはゲームの「ソリテア」。
う〜んすごいな。
寄港地に寄るたびに現地のスタッフが挨拶をするこのご婦人。
なんでもヤップ(グアムの西)に行くんだとか。
さて、トラック諸島のチュークにつきました。
一応降りてみた。
案の定、おみやげも何も買えない・・・。
で、ここは空港付近がかなり開けてます。
ボロボロだけどホテルらしきものも見えるし・・。
ダイビングに来たらしい日本人も5、6人いました。
で、ここの空港ターミナルは冷房なし。しかもトイレは男女個室が一つずつです。
入ると次から次からノックされる。
落ち着かなくて出るものも出ない感じ・・・。
チュークを発つと1時間ほどでいよいよグアムです。
機内では、またまたサンドイッチです。
ここぞとばかりに赤ワインを2杯。
林さんは高いびきで寝ています。
いま、私の隣に座っているのはポナペから乗ってきたスペイン人。
英語は上手だし、フランス語も話します。
帰ったらまたフランス後勉強しないとな・・。
来年の今頃はフランス語圏にいるんだから・・・。
というわけで、機はグアムに向けて下降を始めました。
グアムには定刻より30分早く到着。
タクシーで今日宿泊の「サンタフェ・グアム」へ。
今回はタムニン地区のホテルです。
これまたちょいとショボイけど、プールがあってすぐ前にビーチがあっていい感じです。
夕食は隣のホテルの日本メシ屋で海鮮重と豆腐サラダにビール・・。
高くて量が目茶苦茶多かったけど、美味しかったです。
満足してホテルに戻り。
NHKの佐藤浩一のドラマを見て、そのあとバーでこの日記を書いている。
チェックインした頃には使えなかったワイヤレスLANが使えます。
このバーでもね。
そろそろ10時半。
部屋に戻っていろいろ整理しようかな・・。
明日はのんびり、フライトは午後1時発です。
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