朝4時半に起きて荷物を片づけてドボイの町中を散歩した。 といっても、真っ暗で寒いだけなんだけど・・。 町のバスターミナルのあたりまで行って戻ってきて朝食をとった。

8時前にホテルを出て車でサラエボに向かった。 サラエボまでは2時間半。10時半前には市内に入った。 11時からの待ち合わせには少し時間があったので、バチシャルシアを少し歩いた。いやぁ、女性はこんな所が好きなんだろうなぁ・・。ブランド品の偽物がショーウィンドウに並び、小さな建物と石畳の通りは、やはりヨーロッパではなく、オリエンタルな香りだった。

11時からミーティングがあって、そのあと昼食に出かけた。 ひとりは東チモールで会ったことのある人で、とても懐かしかった。 彼曰く「町一番」のレストランで白ワインを飲み、七面鳥肉のソテーなんぞを食べた。ドボイみたいな荒くれた量ではなくて、さすがに上品な量とお味でした。食後はすみやかに空港に向かった。

ウィーン行きは15時半の出発が30分ほど遅れたけど、17時にはウィーンに到着。遅れたせいか、ネームプレートを持った運転手はいず、そのタクシー会社のカウンターに行って車を出してもらった。ウィーンはちょうどラッシュ時間で、渋滞に巻き込まれ約1時間かかった。

ホテルオイローパ、今回は3階のダブルの部屋をくれた。前回とは違って広くてサイコー。バスタブもあって今回の出張では最高の部屋となった。 荷物を解いて書類整理をして、7時半くらいに街に出た。先日寄ったソーセージスタンドでビールを注文。500ミリリットルの缶を出してきたので、「350でいいよ」、というと、「大きいのは2.4ユーロ、小さいのは2.1ユーロだから大きい方がトク」、という。 「そりゃそうだな・・」、と大きい方を頼んだけど、寒空の中のビールはちょっときつかった。通りに出て、大道芸を見ながらベンチに座ってしばしすごした。

大通りを少し歩いた。3人組の大道芸人は最高だった。ギターケースに1ユーロコインを入れて、デジカメで動画を撮った。サイズが大きく今すぐアップできないのが残念！

食事はホテル筋向かいの通りを入ったところにあるイタリアレストラン。ところが混んでいて少しバーで待たされた。白ワインを2杯飲んだ。 そうこうするうちに中に案内された。う〜ん、とってもいい雰囲気なんだなぁ・・。 シャルドネと「店のパスタ」を注文。ロブスターのスパゲティだ。 これが、これが、本当に美味しかった！　サイコー！

支払いは全部で33ユーロと高かったけど、店の雰囲気、あの味、まぁ最後の夜には良かったんじゃないかな・・。

そのあと通りをぶらりとしてホテルに戻り、10時半には疲れてベッドにもぐり込んだ。明日は午前中仕事をして、午後1時のフライトで帰国の途につく。

2005年11月9日