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20.「 夢の菜園」(その8)〜目指せ商業園芸

 

 

ひととおり、収穫をしました。キュウリ、ニガウリ、カンクン、小松菜・・・・。どれもこれも非常にうまい! 先週は、農業経済担当が市場から仲買人を連れてきました。値踏みをさせたところ、どれも「キロ500リエル(15円)」かせいぜいその倍。作業員の給料どころか、肥料代も出ないのである。

 

どうしてなんだろう? 米が安いのは知っていたけど、野菜も種類を選ばないと非常に安い。トマトは高いそうである。生の唐辛子も高いそうである・・。しかし、どれもなかなか作るのは難しい。

 

カウンターパートは畑の奥の一角にキュウリとトマトを大々的に植えた。もうすぐたつと、ものすごい量のキュウリが取れるだろう。掃除のおばちゃんが「ばりばり」食べても十分売れるだろう・・。そして、売り上げを次回の作付けに回す・・。栽培するだけなら家庭菜園で十分だ。農業は、「売ってなんぼ」の世界である。とりあえず、この土地でできるもの、適しているものはわかった。高値の作物もわかっている。これからが「儲けどき」なのだ・・。

 

キュウリを大々的に植えた。カウンターパートは「ウリ」の類が好きなようで、ヘチマやらトウガンなどをたくさん植えている。 rトマトも花が咲いている。あと2週間ほどで実がなるだろう・・。手前にはマリーゴールドなどが植えられている。奥が我々の事務所。

2001年10月26日

 

 

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